共感するところがずいぶんあるんですね。
自分はただ運がよかったって思うんだよね。宮崎勤事件も地下鉄サリン事件もそう、まかりまちがっていたら俺もという思いはあった。妄想を膨らまして社会との接点をもちえず、犯罪に走ってしまった。自分もそんな線路を走っていたんだけど、自分はそうならなかったのは、なんでだろうと考えたことがあった。
結局ね、必要なのは表現の手段だってこと。俺はたまたまロック、バンドに出会えた。これが大きな違いなんだよ。ロックのいいところは、「俺はひきこもっている」といったコンプレックスを歌える。だから現実逃避型の少年少女にとっていいのではないかと思う。
異性との出会いもないし、表現手段も持たない人はどうすればいいんでしょう。
元ボクシング選手が「そんなのは、とりあえずボクシングやればいいんだ」と、けっこうむちゃくちゃなこと言っていて、それと同じかもしんないけど、俺はとにかくバンドやればいいと思うんだ。楽器できなきゃボーカルやればいい。ホントそう思うんだけどなー。
「もてない、表現できない、さえない」という三重苦なら「三重苦」という曲を書けばいい。「俺はもてないー」と歌えばいいんだよ。高校生のロックでしかもパンクなら8ビートで、ベースが適当に動いていればそれで成立するし、ずーとやっていけば何となくできるようになるもんだ。

表現に能力はあまり関係ないものですか。
中学のときの音楽の成績は1だったし、それにいまだに楽器をひけない。バンドは3人からでも、いや今は打ち込みできるからひとりでもできる。それに、ラップもあるしね。ラップはいいよ、韻さえ踏めば誰でもできる。
とにかくね、もてない、さえない、ダメな奴。そういう奴こそバンドだよ。いけてる奴はね、もてるからバンドやらなくていいの。
本当にステージに立つ必要があるのは、さえないダメな奴だよ。そういう人をステージは待っているんだから。ライブハウスステージは待っているよ。最低ひとりからロックはできる!
"— #020 ダメ人間たちよ、ロックをめざせ! - 大槻 ケンヂ さん(ミュージシャン) | mammo.tv (via duanartakio)
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